−111.110 マッチングアプリのあの子と遊んだ

11.19-20マッチングアプリで出会った子に会いに、滋賀に通っている。

三重と京都の中間ということで、あまり遊ぶところのない滋賀の地方都市へ。

彼女は車、僕は電車。

昨日今日も、モンベルのザックにクリスマスプレゼントと着替えを詰め込んで、さすらいの旅人のような顔をして電車に揺られていた。

ラーメン食いに行ったり、コンビニに車止めてスイッチで遊んだり、いつも近所でもできるようなことしかしてないけど、別れる時はいつも寂しい。

こんなどこでもできることをするために、毎回車で2時間かけて来てくれている彼女が、今からひとりで暗い中、また2時間運転して帰るのかと思うと、申し訳なくなる。

 

でもやっぱり会いたくなる。

特別なことなど何もしていないけれど、一緒に過ごす何気ない日常、来週になったら忘れてしまっているような、何気ない日常が愛おしい。

 

会い始めたばかりの頃、女性と付き合ったことのない自分は、勢い余って付き合いたいというようなことを匂わせたことがあった。

その時彼女は

「どうせ今だけ。すぐ冷めるもん。。。」と言った。

その言葉通りになるのが悔しくて会い続けているような気もするが、もし彼女と会えなくなったらと考えると、寂しくて仕方なくなる。

「付き合わなくてもいいけど、ずっと会い続けたい」というのが、今の自分の心理だろうか。

 

そんな彼女に、クリスマスプレゼントで服をもらった。

「おけらくんに似合いそうだと思って。」

そう言って渡してくれたその服を着て一緒に過ごした。

自分のことを思って選んでくれたというのがめちゃくちゃ嬉しかった。

 

正直顔もそんなにタイプではないし、会話が噛み合わないことも多い。

それでも愛おしさは積み重なっていく。

物理的な距離はこれからさらに広がるし、自分も働きだして忙しくなる。

積み重なった愛おしさと、仕事の忙しさを天秤にかける時が来るのかもしれない。

そう思うと、とても恐い。

 

この先もっと気軽に会える子、もっと可愛い子、もっと話の合う子からの好意を、もし感じることがあった時、自分はこの愛おしさを手放すような残酷な人間なのだろうか。

 

とかうだうだ考えてても、向こうに愛想尽かされる可能性もあるしな。

 

もっと早くからまともに恋愛しときゃよかった。

マッチングアプリ発信の恋愛を「まともな恋愛」って言ってたら世間に笑われそうだけど。

 

異性との深い関係を学び始めるのに、23歳という年齢は遅すぎる。